子どもの未来ばかり考えて、自分の未来を忘れていませんか?

子どものことを考えている時間って、思っている以上に長いものです。
学校のこと。友達のこと。将来のこと。体調のこと。進路のこと。
少し元気がないだけでも気になるし、何かにつまずいていれば、「自分にできることはないかな」と考える。
親だから、当然といえば当然です。
大切だから、考える。
できることなら、少しでも笑っていてほしい。
遠回りしてもいいから、その子なりの人生を歩いてほしい。
そう願うのは、とても自然なことだと思っています。
でも、親子のことを考える時間が長くなるほど、ふと置き去りになりやすいものがあります。
自分のこれからです。
子どもの予定は分かる。
学校の予定も、家族の予定も分かる。
次に何をしなければいけないかも分かる。
でも、
「あなたは、この先何を楽しみにしていますか?」
と聞かれた時、すぐに答えられるでしょうか。
「子どもが落ち着いたら」
「もう少し手が離れたら」
「今はそれどころじゃないから」
そうやって、自分のことを後ろへ置いてきた人もいると思います。
もちろん、今は子どもを優先したい時期もあります。
それを無理に変える必要はありません。
ただ、私は最近、
子どもの未来を大切にすることと、自分の未来を大切にすることは、どちらか一つじゃなくていい
と思っています。
たとえば、子どもには、
「好きなことを見つけてほしい」
「自分らしく生きてほしい」
「無理しすぎないでほしい」
「人生を楽しんでほしい」
と願う。
では、自分はどうでしょう。
本当は疲れているのに、「親だから」と頑張り続ける。
行ってみたい場所があっても後回し。
やってみたいことがあっても、「今さら」としまっておく。
自分のこれからについて考える時間もない。
もしそうなっていたら、子どもへ届けたい言葉を、一度自分にも向けてみてもいいのかもしれません。
「あなたは、どうしたい?」
「何を楽しみにしたい?」
「どんな毎日だったら、少し嬉しい?」
大きな答えじゃなくていいんです。
旅行へ行きたい。
一人でゆっくりご飯を食べたい。
久しぶりに友人に会いたい。
何か新しいことを学んでみたい。
もう少し仕事の時間を減らしたい。
逆に、やってみたかった仕事に挑戦したい。
そんな小さな「私はこうしたい」を持つことは、家族を大切にしないことではありません。
むしろ、自分の人生をちゃんと生きている大人がそばにいることは、子どもにとっても一つの景色になると思っています。
人生には、思った通りにいかない時があります。
親子関係だってそうです。
「あの時、もっとこうしていれば」
「どうして気づけなかったんだろう」
そんな思いを持つこともあります。
でも、過去をやり直すことはできなくても、今の自分からもう一度見つめることはできます。
「あの頃の私は、必死だったんだな」
「本当は怖かったんだな」
「子どもを守りたくて、余裕がなくなっていたんだな」
そうやって見つめ直すと、過去を責めるだけでは見えなかったものが出てくることがあります。
そして、
「じゃあ、これからはどうしたい?」
へ進んでいく。
私はこれを、人生を味わい直すことだと思っています。
親子のことを整えることも、大切。
でも、その先には親自身の人生があります。
子どもが少しずつ自分の道を歩いていくように、私たちにもまだ続きがあります。
これまで誰かのために使ってきた時間を否定しなくていい。
それも大切な人生だった。
そのうえで、これからの予定の中に、自分の楽しみを一つずつ戻していく。
子どもの未来を考えるように、自分の未来についても考えてみる。
「この先、何が起きるんだろう」だけではなく、
「この先、何を楽しみにしよう」
そんな問いを、自分にも持っていていいと思っています。
今回、家族や仕事を大切にしてきた結果、自分のことが少し後回しになっている方へ向けて、自分の「これから」を整理する7日間の手帖をつくりました。
今の生活を全部変えるためのものではありません。
今、何に時間を使っているのか。
「しなきゃ」と「したい」が、どう混ざっているのか。
本当はどうしたかったのか。
そして、この先何を楽しみにしたいのか。
一日ひとつずつ、自分の言葉で整理していきます。
DAY1は無料で読めるようにしています。
もしこの記事を読みながら、
「そういえば最近、自分のことを考えていなかったな」
と思った方がいたら、そこから始めてもらえたら嬉しいです。
7日で「これから」を整理する、人生を味わい直す手帖
子どもの人生も大切。
自分の人生も大切。
どちらかを選ばなくていい。
なみだごと笑える未来へ。
人生を味わい直す、ともに。


