伝えているのに伝わらない親子に起きていること
ちゃんと伝えているはずなのに、伝わらない。
親子の中で、
この感じを経験したことがある人は多いと思います。
言い方も気をつけた。
前より落ち着いて話した。
感情的になりすぎないようにもした。
それでも、なぜか伝わらない。
むしろ、前より空気が重くなることもある。
こういう時、つい
「伝え方が悪かったのかな」
「もっとちゃんと説明しないとダメかな」
と思いやすいんですが、
実は問題は、言葉そのものじゃないことがあります。
親子って、言葉を受け取れる、
状態がすごく大きいんですよね。
どれだけ正しいことを言っていても、
相手の中に余裕がなかったり、
安心が減っていたりすると、
言葉は届く前に跳ね返ってしまうことがあります。
そしてこれは、子どもだけじゃなく、親も同じです。
親の側も、
ちゃんと伝えなきゃ。
今ここで分かってもらわなきゃ。
このままじゃダメかもしれない。
そんなふうに張っている時ほど、
言葉は少し固くなります。
内容が間違っていなくても、
空気としては伝わりにくい状態になっていることがあるんです。
だから、親子関係がうまくいかない時に
最初に見直したいのは、
いつも「何を言ったか」ではありません。
どんな状態で、そこにいたか?
ここだったりします。
家庭の中に少し安心が戻るだけで、
同じ言葉でも入り方が変わることがあります。
逆に、安心が減ったまま正しさを増やしても、
親子の流れはどんどん固くなることがあります。
ここで大事なのは、
誰かが悪い、ではないことです。
親が悪い。子どもが悪い。
そういう話にすると苦しくなります。
そうじゃなくて、
少しズレているだけかもしれない。
少し張りつめているだけかもしれない。
その見方があるだけで、
親子の空気は少し変わり始めます。
伝え方を磨く前に、少し整える。
変えようと頑張る前に、少し戻れる感じをつくる。
遠回りに見えるけれど、
たぶんその方が、親子は自然に変わっていきます。
もし今、
伝えているのに伝わらない感じが続いているなら、
「もっと正しく」ではなく、
「少し安心を戻せないかな」
の方から見てみるといいかもしれません。
親子の再生って、大きな何かをしなくても、
こういう小さな見直しから始まることがあります。
もしこのテーマを、
自分のペースでもう少し深く整えたい方へ。
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必要な方に、自然に届けばうれしいです。


